すれ違うアムステルダム

アムステルダムで日本人とイタリア人がフラットシェアをする日常。

K氏の策略により文化の違いが露呈した話について #2 (疲れます)

K氏に乗せられた私の「家出事件」について。

aoreamsterdam.hatenablog.com

 

まいっか、ということでそのまま家出したことになっていた。丸くおさまるならば。
まあしかし、そう簡単には収まらない。だって文化が違うのだから。(自分に言い聞かせる。ように)

 

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言い分:

「guys、俺ははっきり言いたい。我々は(お互いが)よく思ってないことに対してコミュニケーションが必要だ。
そうしないと誤解につながってしまう。例えば、俺は2本のタバコを窓から吸うという愚かなことをした。けど正直、知らなかったんだ。そんなに(タバコの)の臭いがして、それが悪いってこと。」

 

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あ?



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言い分:

「だけどさ、俺(タバコに関して)(君たちの)苦情を聞いたことないよ。一緒に住んでんだからさ、みんな同じ権利、あるよ。なんか気に入らないことあったらさ、フレンドリーに解決しようよ。議論とか必要ないからさ。」

 

K氏「タバコ2本?どういう意味?」

 

E氏「あー2本だったか、3本か4本か忘れたけど。そんなにたくさんは吸ってない。」

 

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フーン。

 

早朝から夜中にかけてずーっとタバコとお香の入り混じった臭いが家の中に充満していて、2本だけなはずがあるかしら。まっいいけど...
K氏も若干イライラしている。

 

私の気持ち的には、毎回何か吸った後に「ごめん、超ごめん。もうしないから。臭いしただろ、知ってるんだ。俺、もうタバコやめるから」

というメッセージが(頼んでないけど)毎回毎回来るわけだし、死ぬんじゃないかという形相の当事者に小言を言いたくない。

いや、でもさ、超落ち込んでるのをタバコで埋めようとしてる最中に、「やめてよっ!!」なんて言えないよ。さらに追い討ちをかけてるみたいじゃないか...あなたは毎回私たちに自分から謝って来るし、やめようとトライしようとしてるの知ってるし。

 

ということを伝えた。

 

すると

言い分:イヤイヤーそんなことないってば。なんか気に入らなかったらその時言ってよ。さもないと俺にとってAll OK!ってことになるから。問題はそれだよね。

 

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エッ?

 

今まで散々自分から謝ってきたのはなんだったんだろう。私たちに悪いと思っていたから謝ったり、もうしないからって言ってきたんじゃなかったんだろうか。ここにきてまさかの大逆転。問題は「やめてほしい」って伝えなかった私たち。なんだって。そうか。私たちが、悪いんだな。そうか。

 

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さらに。
「いやー、俺たち分かりあうのに長い時間がかかったね。正直俺、悪いことしたって思ってないけどさ、ノンスモーカーが家にいるとき部屋でタバコ吸うのはよくないって思ってる。だけど問題はさ、タバコがどうカオリに悪いことなのか俺が知らなかったってことだよね。You understand?

 

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はぁ?

 

って言いたい気持ちを必死に押し殺す。まてまて。

 

言い分:

でもさ、その問題は超簡単なコミュニケーションで解決するよ!カオリ、不満とか言うのが難しいんだよね。でも、それはアグレッシブにもエラそうにも言う必要はないんだよ。例えばね、「エンリコ、私はノンスモーカーなの。私はタバコの臭いを家の中で感じたくないんだけど、私たちにとって何かうまくいく解決策を話し合わない?」とか。超簡単だよ、怯えること、ないよ!大丈夫!

 

f:id:aoreamsterdam:20170712031104j:plainエー! 



ここにきて、謎の超ポジティブな解釈をし、問題は私にあると言うことが決定づけられる。そしてなんかお互いにいい方向を話し合わない?ってこう言えというレクチャー付き。今までの、「臭い出してごめん。超タバコやめようって努力する。臭いすごいしてただろ、悪かった。」って謝ってきたの、ほんとなんだったんだろう。

 

ていうか、自分で言うなら吸わなきゃいい話じゃないんだろうか

いつのまにか問題がすり替わっている上に、自分は悪くないし、私たちが何も言わなかったからタバコ嫌だって、全然知らなかったんだーとまで言っている。善意を仇で返されるとはこのことね。

 

という一連のことがわかったので、これからはきちんと「ちょっと悪いな」とか「言いすぎたかな」とかいうフォローするの、もうやめよ。日本的な奥ゆかしさとか、ポジティブな解釈をする文化では、伝わらないのだ。
「言ってくれなきゃわからない」っていう、典型的な、やつね。

言い訳を聞くのもだんだん面倒くさくなってきたので、ハイハイと流しておくことにした。自分で「俺のせいでもしかしてカオリは家出したのか!?」と言い出していたのに、思いの外疲れる結果に。でもそして最終的には「もう吸わないから。約束する。じゃっこの話、クローズね!」っていう始末。疲れたなァ。


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そして数日後、俺、掃除しといたから!っていうアピールのメッセージ。頼んでないけど、親切ね。そして掃除は私が毎日やってるわ。

まるで「僕、宿題もうしたよ!掃除もしたよ!すごいでしょ、ほめてほめてっ」っていう子どもみたいだな。33歳2児の立派な父親のはずなんだけど。

 

そして平穏が訪れるはずだった。


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寝静まった夜中の1時、「俺階段下(外)でしかタバコ吸わないよ。約束したから」という突然の宣言メッセージ。当たり前だろ。自分で言ったんだからなァ。

 

f:id:aoreamsterdam:20170701223804j:plainんー疲れたね。


という解決したんだか、していないんだかわからないけれどまあ様子見をすることになっている。その後も、K氏のビールを勝手に飲み、もっと安い銘柄のものを返す、とかいう行動をしてK氏の怒りをかっていたり。平和じゃないけど、「ちゃんと言って」っていうことがわかったので、遠慮なく言わせてもらうと言うことで一応の解決はしている。まあこういうパターンもある、という非常に勉強になった異文化交流もある。

 

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