すれ違うアムステルダム

アムステルダムで日本人とイタリア人がフラットシェアをする日常。

米を掻き込みたくなる衝動と、掻き込むべき米

日本人が集まると、話題は結構「米」について。やれ醤油をどこで買うだの、薄切り肉情報だの、日本米は何を買うだの、パンやチーズは確かに美味しいけれど、やはり遺伝子的には米が好き。米が命、なんだ。食べるために生きている。

f:id:aoreamsterdam:20170705062256j:plain米は正義。


アジアンマーケットや、日本食店でどんな米を入手するかの情報交換が山盛りの中、取り急ぎ我が家で大活躍なのはこちらの米。Albert Heijn、さらに郊外にしかない(セントラルのahを探し尽くし、独自調査による)通称ブラボー米。たまたまザイドーストに住んでいた時に見つけて試していたら、全然これで十分じゃない、と思ったので今でも探しては買い求め続けているのはこれ。スーパーへ行くたびに「あのお米がない、米、米、、」と呪文を唱えるかのように口に出し、友達のリエちゃんにも見かけたらよろしくお願いいたしますと巻き込む次第。さらにリエちゃん、米を探し求める私にお土産で持ってきれくれるという女神ぶりにより、引越し以来無事に米生活が再開できた恩人である。K氏は米がわずかになり、悲しい目をした私を不憫に思ってくださり、アムステルフェーンへ出張された際にブラボー米の5kg ver.を入手してくださった。€6.45/5kg、感謝しかない価格である。ミノリ、とかナントカニシキ、などを買うと4-5倍くらいするはずだ。

f:id:aoreamsterdam:20170705063058j:plainK氏命名のブラボー米。正式名称はよくわからない。フェーンには5kg ver.もある

炊飯器などなく、普通に鍋で事足りているし、普通の鍋で炊いても美味しいブラボー米だけれど、帰国の際にパール金属の3000円程度の圧力鍋を執念で持ち帰った出来事によりもちもちの米生活がエンジョイできている。ジャスミンライスではできないおにぎりだって、かっぱ巻きだって、作れるんだぜ。ブラボー米、本当にブラボー。

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鍋で炊いてもそこそこふっくら。水の加減は米同量の水+気持ちちょっと多く。米+水同量だと、道民の皆さまはご存知かもしれない、きらら397程度の硬さを思ってくださればよろしいでしょう。炊き込みご飯などは具から水分が出るので気持ち少なめ。水ちょっと多めだと、そのままでもおにぎりにできるくらいはもちっとする。もっとも、日本の本当のお米に比べたら味はそこそこ、なんだろうけど、我が家にとっての食べ方であれば合格ライン。オイルを入れてみたり、水加減を研究したりとブラボー米に愛と敬意を持ち、美味しく食べ尽くす気満々である。

 

f:id:aoreamsterdam:20170705070328j:plain豆板醤ピリッと、蓮根こりっと、春雨つるっと。掻き込みたい麻婆春雨

このおかずは米がほしくなる、米を炊かないと、と気がつけば米を欲し、献立は米が8割中心の私の言動に気がついたK氏。米はあるか、米を食べなくて大丈夫か、とお尋ねしてくださるようになり、挙げ句の果てには米で私を釣ろうとするようになってきた。

「米、食べさせてやるからな」なんて戦時中のような台詞と、「米は美味しいなあ」と戦時中に配給を受けた時のような会話が飛び交う我が家は、今日も平和だ。

f:id:aoreamsterdam:20170705071147j:plainじゅわっと出汁が染み出すだし巻きに、ゆかりおにぎり、ウインナーがあれば幸せ。



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