すれ違うアムステルダム

アムステルダムで日本人とイタリア人がフラットシェアをする日常。

E氏とキッズたちについて

ヨーロッパでは、離婚しても子どもは2人で育てるもの。という決まりのもと、別居していても子どもと過ごす日をお互いに設けるのだそう。

E氏は週に2回、家に子どもを家に連れて来る日がある。仕事後に迎えに行き、一緒に料理をし、TVを見、一緒に寝て、朝学校へ2人を送り届ける。週末やホリデーだと、彼のやっているラグビーサークルへ一緒に行ったり、公園に連れて行って遊んだり。日本のワンオペ育児のニュースなんかを見ていると、父親一人で週末を年頃の男の子、小さな女の子の面倒を見るなんてすごい、と思う。それが当たり前で普通だとしたら、メンズのスキルはそれだけですごく高い。大炎上していた「おとう飯」事件なんて、鼻で笑われるレベルである。というといろいろとまた炎上しそうなのですが、あらゆる面から見てそれが実現されている現実が素直にすごい。預ける方も、預かる方も感情だけに拠らない、男女共お互い成熟していると感じる。


彼らはイタリア語、英語、オランダ語を操るすでにトリリンガルである。ヨーロッパでは、両親や親族の国が違うミックスが当たり前だし、兄弟姉妹で髪の色も目の色が違うのも当たり前。M美(仮名)は6歳だがすでに色気や可愛さが滲み出ている。ずるい。薄い顔の私が三十年を超えても手に入らなかった色気がすでにある。ヨーロッパの血、ずるい。K氏はすでにメロメロである。


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彼の家は街から離れているため、平日は朝が早くてお互い大変そう。けれど子どもに会いたい気持ちのほうが強いようで、毎週欠かさない。そして子どもを送り届けた日は、決まって悲しみから彼が引きこもりになるデーというのがいまや定番化。金曜日か、月曜日は彼はオフィスに行かない日が多くなりつつある。あえて今はつっこみを入れないが。

 

家に来ると当たり前に私とK氏がいて、フラットメイトだよ、と紹介をされ、会話をしたり、お菓子をくれたりあげたり、という日常がある。幼いときのこんな不思議な体験を、彼らはどう感じているのだろう。
お父さんとお母さんが離婚をして、2つの家を行き来する。お父さんの部屋には見知らぬ外国人のフラットメイトがいて、という暮らし。2人にとってはお父さんも、お母さんも大好きなのに、もしかすると辛い思いもあるかもしれない。けど、子どものために、なんて言いながら仮面でいることや、「だんなDEATH NOTE」みたいなお互いによくない負の感情を持っているよりもずっと子どものためにはいいのかもしれない。
しかしだんなDEATH NOTE、 怖すぎて眠れなくなるレベルじゃないですか。

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子どもたち2人にとって、2つの家があることが将来楽しい思い出になるといいよね、というのがK氏と私が自然と話し合ったこと。懐いてくれるようにと、あれやこれやと必殺技を繰り出す私とK氏。M美の色っぽい仕草や女の力を盗んでやる。ずるい。

 

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