すれ違うアムステルダム

アムステルダムで日本人とイタリア人がフラットシェアをする日常。

日本人の血が騒ぐ。ソウルフードのラーメン対決

初めてヨーロッパに住んだ時に驚いたことは、すぐに人参が腐ったことであった。かつて日本で一人暮らしをしていた際には、人参といえば長持ち野菜の象徴(※自分比)であり、なおかつ使いきれない野菜(※自分比)のひとつでもあった。美味しいし、どちらかといえ…

昭和の食堂を改装せよ。ビフォーアフター in アムステルダム #2 トイレ編

DIY

ちょっといろいろあかん「昭和の食堂」だった我が家。かつて水漏れ?があったらしく天井や壁にシミもあるし、ブラインドは壊れているわ、ドレープやカーテンフックなどない、「布」がぶら下がっているだけの重苦しいカーテンはついているわ、写真だけでは伝…

K氏の策略により文化の違いが露呈した話について #2 (疲れます)

K氏に乗せられた私の「家出事件」について。 aoreamsterdam.hatenablog.com まいっか、ということでそのまま家出したことになっていた。丸くおさまるならば。まあしかし、そう簡単には収まらない。だって文化が違うのだから。(自分に言い聞かせる。ように) …

Divaなわんことの暮らしが終わった話について

住み込みでお世話をしていた、可愛い可愛いDivaなわんことの暮らしが終わり、再び我が家へ帰ってきた。 aoreamsterdam.hatenablog.com 日に日に心を開いてくださるようになったL美様。「ゴハンチョーダイヨ」以外にも、「アソンデチョーダイヨ」と普段おとな…

K氏の策略により文化の違いが露呈した話について #1

決して国の違いだけではない、と思う出来事。でもちょっとは。Divaなわんこをお任せされ、家を行ったり来たりとしている日2日目。 K氏によると、E氏は引きこもりデーを発症し、絶賛タバコを吸い続けている1日だったそうだ。まあいつものことなのだが、やめる…

Divaなわんこと一緒に暮らす話について

大変光栄な申し出をいただき、お知り合いがバケーションに出かけている間、ちいさなわんこをお任せいただくことになった。それはそれは広く素敵な家に住んでらして、L美(仮名)のソファだけでもK氏の部屋のサイズくらいある。テラスだけで我が家が個人の部屋…

昭和の食堂を改装せよ。ビフォーアフター in アムステルダム #1

日頃の趣味は、もっぱらスーパーのチラシチェックとホームセンター巡り。必需品はカラーカードと記録用カメラ、建築用スケール。な私です。食欲に生きてはいるけれど、一応本業はインテリアデザイナー、なんです。入居当時の話。猫をかぶっていた状態でビュ…

贖宥を乞うライスピザ

今朝ふとトースターを触ったら熱かった。いつも使っていないときは、私の茶筅などがしまってある。まさか?不思議に思って開けると、K氏が「あ、まだ熱かったね、でも熱したときは取り出したからね。空にしていたからね。びっくりさせてごめん」とおっしゃっ…

サラダ記念日を記念して。楽してオサレで美味しく食べたいんや。

この味がいいねと君が言ったから 7月6日はサラダ記念日 俵万智現代短歌の先駆けでもある俵万智様。様付けで読んでしまうのは、幼き頃ファンだったから。物心ついた頃に再ブームが起こっていて、ちょっと文学に興味を持ち始め、恋を覚え始め、万葉集や古今和…

E氏の浮き沈み問題について

それは突然やってくる。E氏の引きこもり問題である。普段は朝から仕事へ行って、帰ってきてからランニングをしたり、ヨガクラスに通ったり。週末はラグビーサークルの試合へ行ったり。ベースが趣味。一見かなりアクティブで、健康的で、さわやかなE氏。子ど…

米を掻き込みたくなる衝動と、掻き込むべき米

日本人が集まると、話題は結構「米」について。やれ醤油をどこで買うだの、薄切り肉情報だの、日本米は何を買うだの、パンやチーズは確かに美味しいけれど、やはり遺伝子的には米が好き。米が命、なんだ。食べるために生きている。 米は正義。 アジアンマー…

家が征服されかけた話について、続 (残酷な描写があります)

家が征服されかけた話、前編はこちら。頼りない毒餌をまんまと交わしたグルメNズミは、数日経ってもどうやら我が家をエンジョイしているようだった。落ち着かないし、仕方がないので次の仕掛けを練ることに。Nズミはなにが悪いって、排泄物によくない菌があ…

魅惑のナマ牛挽き肉「Ossenworst」丼

ドイツには、生で食べられる豚の挽肉があった。Mettwurst(メットヴルスト)という名前で、玉ねぎのみじん切りを混ぜてパンに塗って食べるソーセージの仲間である。初めから塩コショウ風味がついていて、とても美味しい。言われなければネギトロみたいだ。オラ…

K氏、家来になる話について

冷蔵庫を開けるのがK氏の癖である。開けるたびに「お腹が空きましたか?」「いや、特別用事はない」の繰り返し。ふらりと冷蔵庫の前に立ち寄っては、ぱたっ、と開け、一瞥して閉じる。その繰り返し。あまりに私がお腹が空いているのかを心配するので、ある時…

家が征服されかけた話について

我が家のキッチンは足元が浮いている作りで、かなり雑だ。W=1950,D=590+170(段差がある),H=900の、日本のシステムキッチンよりは少し高くて、少し狭い。細部と言わずに大方全体がかなり粗雑に作られており、背板は無く奥の隙間は暗黒の闇。絶対に覘いてはい…

揚げ物欲に負けたチキンカツ丼、自家製タルタルソース

入居時にガスコンロを見た瞬間、ここでは揚げ物を絶対にするもんか、と決意をした。揚げ物のイメージと言えば、油が跳ねまくって周囲がベトベトになることしか考えられなかったから。何より我が家には換気扇がない。この家で揚げ物をするにはフライヤーがな…

E氏とキッズたちについて

ヨーロッパでは、離婚しても子どもは2人で育てるもの。という決まりのもと、別居していても子どもと過ごす日をお互いに設けるのだそう。E氏は週に2回、家に子どもを家に連れて来る日がある。仕事後に迎えに行き、一緒に料理をし、TVを見、一緒に寝て、朝学校…

悲願の豚肉味噌

豚挽き肉に出会わない。純100%豚挽き肉を求めて歩けど歩けど、合挽きか牛100%ばかりだ。だって食べたいもの作りたいものは大抵豚挽き肉ばかり、餃子しかり、ワンタンしかり、肉味噌しかり、なすとそぼろにするだとか。お気に入りの肉屋で見つけた、これはも…

料理をすることについて、哲学的に考えてみる

このレシピメモは、私の母によるものである。大人になってから知ったことだが、母は料理が好きではなかった。そして、これも大人になってから知ったことだが大変な偏食家だ。えっあれも嫌いなの、これも食べないの、「あんまりこれ好きじゃ無いんだよねー」…

食への執念について

私とK氏は月に100ユーロずつを出し合って食費(+雑費)をシェアしている。外食は除き、作るのは私が、洗うのはK氏が、という役割分担がK氏の協力のもと、いつのまにか出来上がった。キッチンは3人で共用のため一気に作るほうがみんなにとって効率が良いし、一…

E氏について

E氏は私が部屋探しをしていた時に、フラットメイトを募集していた人物だ。家探しはFacebook内のグループで行うというシステムのもと、メッセージを送ったのが彼の投稿だった。空室激戦区のアムステルダムにおいて、しかもセントラルエリアで、なんとしてもこ…

フラットシェアの暮らしについて

アムステルダムで日本人とイタリア人がフラットシェアをする日常を描くきっかけ。性別も違えば男女も違う、すれ違いが生むユニークな日常。

© 2017 aore.amsterdam